結婚式の前撮りをするにあたり、ネイルは必要なのか、いつ準備しておくのが良いかなど迷われる花嫁さんも多いのではないでしょうか。
ネイルは指輪やドレスとのコーディネートを楽しんだり、自分らしさや前撮りのテーマを表現することもできます。
また前撮りでは、手元にフォーカスした写真を撮影することもあります。
そのため、ネイルをせずとも綺麗に手元を保つことが大切です。
今回はネイルの種類別に適した準備時期やネイルをしない場合のケア、おすすめのネイルデザインについてご紹介していきます。
目次
前撮りにネイルは必要?
結婚式の前撮りにおいて、必ずしもネイルをする必要はありません。
しかし、ネイルをすることで手元の写真を撮るときに華やかに見えたり、衣裳や撮影シーンの雰囲気に合わせたネイルをすることで、指先まで統一感のある写真に仕上げることができます。
また、ネイルをしない場合でも、写真に爪が写ることがあります。
そのため、清潔にみえるように適切なケアを行うことをおすすめします。
ネイルケアの方法とは?
結婚式の前撮りでネイルをしない場合でも、手元が綺麗に写るよう、ケアをしっかりしておくことをおすすめします。
まずは、ネイルファイルを使用し、爪の長さと形を整えていきましょう。
ネイルファイルには、紙製のエメリーボード、ガラスファイル、金属ファイルなど種類がありますが、扱いやすいエメリーボードかガラスファイルの使用が安心です。
エメリーボードは紙でできており使い切りタイプが主、ガラスファイルはガラス製のため繰り返し使うことができるという違いがあります。
結婚式の前撮りのみで使用するのであればエメリーボード、その後も使う予定があればガラスタイプを購入しましょう。
形を整えた後は、甘皮処理をしていきます。
甘皮の処理は、爪楊枝やカットクリッターを使って行います。
処理する前に、ぬるま湯に手をつけて、甘皮を柔らかくしてから始めましょう。
甘皮のケアは難しく、場合によっては出血してしまうことも。
もし心配であれば、最初からプロに任せるか、甘皮ケアを見送るのも一つの選択肢です。
どうしてもセルフで行いたい場合は、結婚式の前撮り直前までに何回か練習しておきましょう。
甘皮の処理が終わったら、角質をケアし、ネイルオイルやハンドクリームなどで指先を保湿しましょう。
つい忘れてしまいがちの保湿ですが、前撮りまでは日々こまめにハンドクリームやネイルオイルを塗るよう意識しましょう。
前撮りにおすすめのネイル種別とは?それぞれいつ準備する?
ネイルの種別も、チップ、ジェル、マニキュアなど様々です。
前撮りの際におすすめのネイルの種別と、それぞれのメリット・デメリット、何日前にネイルをすべきかを見ていきましょう。
ネイルチップのメリット・デメリット
ネイルチップのメリットは、何より付け外しができること。
丁寧に扱えば、撮影当日のみでなく、その後の結婚式や友達と遊びに行くときなどにも使用でき、前撮り・結婚式の思い出としても残ります。
また、付け外しが簡単なので、前撮りの際も衣裳に合わせてネイルチップをその場で変えることができるのも大きなメリットです。
特に、和洋装の撮影を同日に行う方や、衣裳の雰囲気をガラッと変える方におすすめです。
しかし、ネイルチップは粘着テープで固定するため、撮影や式の最中に取れてしまうことも。
ネイルチップを付けている時は、なるべく丁寧にゆっくり行動することを心がけましょう。
ネイルチップの注意点として、サイズも気を付けたいポイントです。
ご自分の爪とサイズが合っていないと不自然に見えてしまうため、サイズはしっかり合わせたいところ。
しかし、ネットや量販店で購入したものだとサイズが合わないこともあります。
気になったものは早めに購入して、自分の爪に合うかどうか確認しておくと安心です。
オーダーメイドの場合も、形が合わなかった際、作り直しが発生しても大丈夫なように、余裕を持ってオーダーしておきましょう。
ネイルチップの費用相場ですが、1,000円~10,000円と幅が広いのが特徴。
基本的には、ネットや量販店だと安価に購入でき、オーダーメイドだと高価になっていきます。
価格の幅は広いので、ご自身の予算に合ったものを選びましょう。
ネイルチップはいつ準備するのが適切?
早ければ早いほどよく、ネイルチップで前撮りをする、と決めた瞬間から準備を始めるのがベストです。
サイズが合わなかった場合、どうしても買い直す必要があるため、なるべく早く手元に届くようにしておきましょう。フルオーダーの場合は納期まで1週間、長いと1か月以上かかる場合もあります。
そのため、撮影日の1か月~3か月前までには購入しておきましょう。
また、購入先と連絡を取り、きちんと納期のすり合わせをしておくことも大切です。
ネイルチップが手元に届いたら必ず、サイズが合うかを確認しましょう。
サイズの確認が終わったら、撮影当日までは丁寧に保管しておくこと。
粘着テープでネイルチップが脆くなってしまったり、パーツが取れてしまったりというトラブルを防ぎ、ネイルチップがベストな状態で前撮りの撮影に臨みましょう。
ジェルネイルのメリット・デメリット
続いて、ジェルネイルについて見ていきます。
ジェルネイルは、専用のジェルを硬貨させるため、傷つきにくく長持ちするのが特徴です。
また、パーツなどはアクリルで固定するため取れにくく、大きめのパーツを乗せたい方には特におすすめです。
長さを出すことはできないので、理想の長さになるよう爪を伸ばしておく必要がありますが、あまり長すぎると折れてしまうことも。
もし爪を長く伸ばしたい場合は、ネイルオイルやハンドクリームで爪をケアすることが必要です。
ジェルネイルはオフの際、専用の機械や道具で落とす必要があるため、すぐにオフできません。
そのため、ネイルチップのように前撮り当日にネイルを変えることは不可能です。
また、爪が伸びてくると汚く見えてしまうため、ジェルを乗せるタイミングが重要です。
乗せてから一週間以内が理想のタイミングで、それ以上立ってしまうと根元が見えてくるため注意が必要。
ジェルネイルの費用相場は3,000円~10,000円ほどで、パーツを乗せたり立体的なネイルをすると高くなっていきます。
ジェルネイルはいつ準備するのが適切?
それでは、具体的にジェルネイルを準備するタイミングについて見ていきましょう。
まず、前述でもお伝えしたジェルネイルを乗せるタイミングについてです。
一番綺麗な状態で撮影するためには、なるべく撮影日の前日に乗せるのがおすすめです。
もし難しい場合でも、前撮りの撮影日~1週間以内にネイルができるよう調整しましょう。
また、人気のサロンにお願いする場合は予約が埋まってしまう可能性もあるので、早めに予約しておくことが大切です。
事前にSNSや予約サイトなどで予約開始のタイミングや埋まり具合をチェックしておくと安心です。
ネイルサロンでは、ジェルネイルを乗せる前に爪の形や長さを整えてもらえます。
その際、爪を削って整えていくため、ある程度長さがほしい場合は、希望の長さよりも長めに爪を伸ばしておきましょう。
スカルプネイルのメリット・デメリット
続いて、スカルプネイルについて見ていきましょう。
スカルプネイルはアクリルを使用しているため、ジェルネイル同様耐久性が高く長持ちします。
また、長さだしができるので、ご自分の爪が短く長さがほしい人は特におすすめです。
ただ、オフする場合はジェルネイルよりさらに時間も費用もかかってしまいます。
アセトンという専用のリムーバーでオフする必要があり、刺激が強いためご自身の爪や肌を傷める可能性も。
肌の弱い方や爪が薄い方は特に注意が必要です。
スカルプネイルの費用相場は5,000円~15,000円ほど。
また、ネイルアートをする場合は20,000円ほどかかる場合も。
長さだしをする分、ネイルチップやジェルネイルより高価になってきます。
スカルプネイルはいつ準備するのが適切?
基本的にはジェルネイルと同じく、撮影日の前日~1週間以内にがおすすめです。
ジェルネイル同様、時間が経ってからの撮影だと根元が見えてきてしまいます。
また、ネイルサロンによってはスカルプネイルに慣れていないところもあります。
そのため、事前に確認してから予約すると安心です。
マニキュアのメリット・デメリット
続いて、マニキュアについて見ていきましょう。
マニキュアのメリットは何といっても手軽さです。
ネイルサロンでももちろん頼めますが、専用の機械等は不要なため自分でも簡単にできます。
加えて、除光液でのオフになるため、ジェルやスカルプのように爪を削る必要がなく負担が少ないです。
少し色が気に入らなかったり、デザインを変更したいなどがあってもすぐ修正できるのは嬉しいポイント。
マニキュアの費用相場は数100円~3,000円ほどで、かなり費用を抑えられます。
また、一回購入すればしばらくマニキュアは無くならないため、前撮りのあとも同じ色を何回も楽しめます。
ただ、耐久性が低く、ネイル持ちが悪いというデメリットも。
日常生活で簡単に剝がれてしまう可能性もあります。
マニキュアはいつ準備するのが適切?
では、マニキュアを準備するタイミングについて見ていきましょう。
ネイルサロンでお願いする場合も、セルフでネイルする場合も基本的には前日がおすすめです。
マニキュアは傷みやすいため、可能であれば前日の夕方に、家事や入浴を終えた状態で塗るとベスト。
セルフネイルに慣れていない場合は、早めにアイテムを揃えて事前に何回か練習しておくと安心です。
また、マニキュアを塗った後は端の方までしっかりとコーティングできているか確認し、爪を使うような動作はなるべく控えることが大切です。
万が一崩れた時のために、前撮り当日はお直しできるようマニキュアやパーツを持っておくとよいです。
特にパーツは取れやすいため、余分に買って用意しておくと慌てずに済みます。
結婚式や前撮りにおすすめのネイルデザイン
結婚式や前撮りにおすすめのネイルデザインについて、和装・洋装それぞれご紹介していきます。
ネイルデザインを選ぶポイント
まずは、ネイルデザインを選ぶポイントについて見ていきましょう。
デザインを選ぶ際は、衣装と同じ色や、衣装に馴染みやすい色にすることがポイントです。
逆に、衣装に対してネイルの色が派手過ぎる場合は浮いて見えてしまい、統一感がなくなってしまうことも…。
和装など衣装に柄がある場合は、ネイルにも同じ柄を取り入れるなど、衣裳と揃えるとまとまった印象に仕上がります。
また、撮影する時期やスタジオの雰囲気に合わせたデザインも素敵です。パーツや3Dデザインにしたい場合は、衣裳のレースに引っ掛かりにくいデザインを選ぶこともポイントです。
どうしてもパーツをたくさん付けたい方は、ジェルネイルやスカルプネイルにし、パーツを引っ掛かりにくいようにしっかり固定して臨むと安心です。
ウェディングドレスにおすすめのネイルデザイン
それでは早速、ウェディングドレスにおすすめのネイルデザインについてご紹介していきます。
まずはフレンチネイル。
フレンチネイルとは、先端のみ色を変えたデザインのことで、爪全体にクリアのカラーを乗せ、先端を白くするデザインが王道です。
華やかにしたい場合は、先端に塗る色をラメ入りにしたり、オーロラをかけたりすることがおすすめです。
続いておすすめのデザインはワンカラーネイルです。
セルフでも挑戦しやすい上、シンプルなのでジェルネイルやスカルプネイルにした場合でも落とさずオフィスに付けていくことができます。
最後にご紹介するデザインはグラデーションネイルです。
王道の縦グラデーションも可愛いですし、斜めや横向きにグラデーションをかけても個性を出すことができ、おすすめです。
派手にするのは抵抗があるけれど、シンプルすぎるのはちょっと…という方にぴったりのデザインです。
和装におすすめのネイルデザイン
続いて、和装におすすめのネイルデザインについて見ていきます。
まずはバイカラーネイルです。
左右の手で色を変えるデザインなので、色打掛を着用する方に特におすすめです。
着物のカラーに合わせて色を決めると、統一感がでて可愛いです。
続いて、チークネイルをご紹介していきます。
薄い色をベースに、濃い色を真ん中にジュワっと馴染むように置くチークネイルは、白無垢によく合います。
パーツとして金箔やラメを乗せるのもおすすめです。
ネイルが映える手元のポーズ例
ネイルが映える手元のポーズ例をご紹介していきます。
①お澄ましポーズ
②手つなぎポーズ
③指輪交換ポーズ
まとめ後悔しない前撮りはスタジオルミナスで!
前撮りの際は手元も映るので、手先まで綺麗にしておくことで後悔のない写真に仕上げることができます。
スタジオルミナスでは、手元や足元、髪型やアクセサリーなどおふたりの雰囲気が伝わるパーツにフォーカスしたお写真も撮影しています。
まずはスタジオ見学をし、撮影のイメージを膨らませてみましょう。