フォトウェディングを検討してると、気になるのが相場です。「どれくらいの費用がかかるの?」と不安に思う方もいるかもしれません。フォトウェディングは衣装や撮影場所によって費用が異なりますが、挙式をするよりもお手頃にできます。

今回は、フォトウェディングの相場や、妥協せずにお得に撮影するコツについて紹介します。

フォトウェディングの費用の相場はどれくらい?

フォトウェディングの費用の相場はどれくらい?

フォトウェディングの相場は、5~25万程度です。値段の差は、衣装の着数や撮影場所が影響していると考えられます。

ウェディングドレス1着のみか、追加で和装も着るのかでは費用が異なるのは想像できるでしょう。また、スタジオの中でおこなう「スタジオ撮影」よりも、公園や海辺、教会などで撮影をする「ロケーション撮影」の方が高い傾向にあります。

撮影場所別に、具体的な相場を解説していきます。

スタジオ撮影の相場

スタジオ撮影の相場は5〜25万程度と考えられますが、「ゼクシィ結婚トレンド2023 首都圏」によると、全国の平均は20.8万円でした。

スタジオ撮影の費用の内訳は以下の通りです。

スタジオ撮影の費用の内訳

出典:リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド2023 首都圏」のデータを元にグラフを作成

10〜15万円未満が17.6%と最も多いですが、5〜10万円未満、15〜20万円未満、20〜25万円未満とも大きな差がないことも分かります。この結果からも、スタジオ撮影の相場は5〜25万円と考えてよいでしょう。

スタジオ撮影は、衣装によってプランが分けられていることが多いです。衣装別の相場は以下の通りです。

衣装プラン 費用相場
洋装プラン(衣装1点) 5~15万円
和装プラン(衣装1点) 6~20万円
和洋装プラン(衣装2点) 8~25万円

洋装よりも和装の方が高くなるケースが多く、さらに和装と洋装の両方が着られるプランを選べば費用は上がるでしょう。

出典:リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド2023 首都圏

ロケーション撮影の相場

ロケーション撮影の相場は10〜30万円程度です。全国の平均は21.3万円とスタジオ撮影に比べてやや高くなっています。

ロケーション撮影の費用の内訳をみてみましょう。

ロケーション撮影の費用の内訳

出典:リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド2023 首都圏」のデータを元にグラフを作成

ロケーション撮影も10〜15万円未満が最も多くなっています。しかし、スタジオ撮影と比べると10万円未満の割合が少なくなり、25〜30万円未満の割合が増えています。この結果からも、ロケーション撮影の相場は10~30万円と言えるでしょう。

衣装別の相場は以下の通りです。

衣装プラン 費用相場
洋装プラン(衣装1点) 10~20万円
和装プラン(衣装1点) 15~25万円
和洋装プラン(衣装2点) 20~30万円

ロケーションフォトは移動費もかかるため、一般的にはスタジオ撮影より高くなります。

出典:リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド2023 首都圏

フォトウェディングの費用に含まれるものは?内訳を紹介

フォトウェディングの費用に含まれるものは?内訳を紹介

フォトウェディングの費用に含まれるものは衣装や撮影代だけではありません。基本的なプランの多くには、以下の内容が含まれています。

  • 撮影代
  • アルバムやデータ代
  • 衣装代
  • 小物、アクセサリー代
  • ヘアメイク代
  • スタジオ使用料
  • 交通費

スタジオ使用料は、スタジオや照明などの設備代を指します。また、交通費はロケーション撮影の際の移動費や出張費です。スタジオによっては、オプションで追加していくケースもあるため、事前にプランに含まれるものを確認しましょう。

フォトウェディングの費用が高いと言われる理由は?

フォトウェディングの費用が高いと言われる理由は?

予想していた費用よりも総額が高くなれば、フォトウェディングは高いと感じる人もいるでしょう。ほとんどのスタジオで、基本プランから追加やアップグレードしていくシステムをとっているため、思っていたより高くなるケースがあるのでしょう。

例えば基本プランが7万円でも、選んだ衣装にアップグレード代がかかったり、プランにはデータしか含まれずアルバムはオプションだったりするケースです。最終的に数十万円の追加費用がかかることもあります。そのため、事前に基本プランの内容を確認し、追加費用がどれくらいかかるか把握しておくことが大切です。

費用に不安を感じている人は、衣装やヘアメイク、レタッチ、アルバム、データなどの必要なものが最初から含まれているプランがおすすめです。オプションを検討しなくても良いため、安心して撮影ができるでしょう。

追加費用がかかりやすいケースは?

追加費用がかかりやすいケースは?

基本プランに収まらず、追加費用がかかりやすいケースを4つ紹介します。おふたりのこだわり次第では数十万円の追加がかかることもあるため、事前に把握しておきましょう。

データやアルバムの追加購入・現像料

1つ目は、データの追加購入や焼き増し、アルバムの作成などの写真関連です。撮影した写真は、データや台紙、アルバムで納品されます。基本プランに含まれる内容はスタジオによって異なるため、あらかじめ確認しましょう。

写真関連のオプションの相場は以下の通りです。

写真オプション 相場
カット数の追加(1カットあたり) 1~3万円
写真の全データ 3~5万円
写真の焼き増し 5,000円
アルバムの作成 5~15万円

衣装の追加やアップグレード

2つ目は、衣装の追加やアップグレードなど衣装関連です。例えばウェディングドレスとカラードレスを着て撮影したい場合、2着目はオプションになるケースがあります。また、基本プランで選べる衣装が少なく、気に入ったドレスを選んだらアップグレード代がかかることも。髪型チェンジをして撮影したい場合もオプションの可能性が高いです。

スタジオによって基本プランの内容が異なるため、衣装や髪型にこだわりがある人は事前にチェックしておきましょう。

土日や繁忙期の撮影

3つ目は土日や祝日、繁忙期の撮影です。土日や祝日に予約が集中しやすいため、1〜3万円程度の追加費用が発生することが多いです。また、ロケーション撮影では桜の時期や紅葉の時期などの繁忙期も高くなる可能性があります。早朝の撮影やサンセット撮影なども注意が必要です。

少しでもお得に撮影をしたい人は、土日や繁忙期を避けて撮影するのがおすすめです。

撮影場所の追加

4つ目は、撮影場所の追加です。プランについている撮影場所以外を希望した場合、約1〜3万円の追加費用がかかります。例えば、チャペルでの撮影だけでなく、ガーデンや公園での撮影を追加するなどです。撮影場所に入場料金がかかったり、移動が必要になるケースも考えられます。

「ここでも撮影できると思っていた」とならないように、フォトウェディングを申し込む前に撮影場所も確認しておきましょう。

フォトウェディングの費用を相場よりも抑える6つのコツ

フォトウェディングの費用を相場よりも抑える6つのコツ

フォトウェディングの費用を相場よりも抑えるためのコツを6つ紹介します。おふたりのこだわりを整理しながら、節約できそうなポイントを探してみてください。

1.衣装の数を減らす

衣装の数を減らせば、費用を抑えられます。基本プランは「〇着まで」と決まっていることが多いです。衣装を追加せずに基本プランに含まれる着数にすれば、希望の予算に近づけるでしょう。

また着る衣装を増やせば、納品時の撮影データを追加したくなる人も多いです。例えば、洋装と和装を着て100ショットほど撮影してもらったのに、貰えるデータ数が1枚や2枚では少ないと感じる人もいるでしょう。結果として、写真関連のアップグレードにもつながります。費用を抑えたい人は、慎重に判断してみてください。

ただし、衣装にこだわりがある場合は、後悔ポイントにもなるため妥協せずに選ぶことをおすすめします。

2.洋装プランにする

一般的に、和装プランより洋装プランの方がお手頃です。どちらにしようか悩んでいる場合、洋装にすることで少しでもお得に撮影ができるでしょう。

また、2着で撮影する場合も和装と洋装よりも、和装2着や洋装2着など衣装の種類を同じにする方がリーズナブルに撮影できることが多いです。和装と洋装では着付けやヘアセットが異なり、着替えに時間や人件費がかかるためです。

ただし、和装と洋装の両方で撮影をするメリットもあります。一度の撮影で、憧れやこだわりを思う存分詰め込める分、思い出をたくさん残せるでしょう。撮影時間も長くなるため、たっぷりと時間をかけて撮影を楽しめます。

ウェディングシーンでしか着られない衣装なので、後悔のないように選びましょう。

3.小物は自分で持ち込む

撮影で使いたい小物に追加費用がかかる場合は、自分で用意して持ち込むとその分の費用を抑えられます。ただし、スタジオによっては持ち込み料金がかかるケースもあるので、事前に確認しましょう。プランに含まれている場合も、使いたい小物かどうかチェックしておくことも大切です。

スタジオルミナスでは、撮影小物の種類が豊富なうえ、持ち込み料金は不要となっているため、撮影小物の心配はせずに撮影ができます。フォトウェディングにおいて小物も重要なアイテムです。衣装だけでなく小物も把握しておくことで、後悔のないフォトウェディングが叶えられるでしょう。

4.平日を選んで予約する

平日の撮影をお得に設定しているスタジオであれば、平日を選んで予約しましょう。なかには、1~3万円程度金額に差が出るケースもあります。平日の撮影は価格が抑えられるだけでなく、特典がつく場合やロケーション撮影なら人が少ない中で撮影ができるでしょう。

また、当日はブライダルのヘアセットメイクをしているので、撮影後におしゃれをしてゆっくりとデートを楽しむのもおすすめです。

5.アルバムは自分で作る

納品方法を撮影データのみにし、アルバムは自分で作成する方法もあります。印刷会社への依頼やアプリでの作成など、自作するための手段は意外と豊富です。データを見返しながら好きな写真を楽しんで選べるでしょう。

ただし、アルバムの作成には手間もかかるため、後回しにしてしまうという声もあります。自作する時間がなかなか取れなかったり、面倒に感じたりする場合はスタジオに作成を依頼する方が確実です。

また、スタジオのアルバムは、ウェディングに適したアルバムを使用しています。例えば、衣装が映える質感や劣化しにくい素材などです。値段や手間、アルバムの質を比較してより良い方法を選びましょう。

6.フェアに参加しキャンペーンを利用する

フォト相談会やブライダルフェアに参加すれば、そのときだけのお得なキャンペーンや特典がつくケースもあります。疑問点なども解消できるため、気になるスタジオでフェアを実施していれば参加してみましょう。

また、期間ごとに開催されているキャンペーンや早期割引を随時行っているスタジオもあります。ホームページなどで利用できるものがないか、チェックしてみてください。

後悔は避けたい!節約するとしても妥協がNGなのは?

後悔は避けたい!節約するとしても妥協がNGなのは?

節約できるのは理想ですが、後悔しないフォトウェディングを実現することが何よりも大切です。ここでは、妥協がNGなポイントを2つ紹介します。

撮影カット数

節約を意識して、撮影のカット数を少なくすると後悔する可能性があります。カット数が多ければ、気に入る写真に出会える確率が上がるためです。プロのカメラマンでも、撮影する環境や条件によって写真の出来上がりが安定しないこともあるかもしれません。カメラマンは、繰り返し撮影した何枚もの写真から納得のできるものを選んでくれます。

必要以上に多くのカット数を選ぶことはありませんが、ある程度のカット数を含むプランを選んだ方がよいでしょう。

また、カット数がたくさんあれば、結婚式用のウェルカムボードやムービーなどを作る際の素材としても使用できるため、別途用意するための費用の節約にもつながります。

撮影場所

撮影場所を妥協せず選ぶことも大切です。おしゃれな写真やインパクトのある個性的な写真が撮影できるのが、フォトウェディングの魅力です。後悔のないフォトウェディングを実現するためには、理想が叶えられる撮影場所を選ぶことが重要です。お気に入りのロケーションやスタジオでの撮影は予算を超える場合でも、妥協せず選びましょう。

ただし、ロケーション撮影は天候等に左右されることもあるため、時期や日程には余裕を持っておきましょう。スタジオ撮影は天候の心配がないため、安心して撮影をしたい方におすすめです。

こだわりポイントを明確にしてお得にフォトウェディングをしよう!

フォトウェディングの相場はスタジオ撮影やロケーション撮影、オプションなどで大きく異なりますが、おおよそ5~25万円といえます。衣装や撮影日、キャンペーンの利用など節約ポイントはありますが、大切なのは後悔のないフォトウェディングにすることです。それぞれのこだわりポイントを明確にして、お得にフォトウェディングを叶えましょう。

スタジオルミナスでは、嬉しい特典がつくブライダルフェアや相談会を実施しています。お得に撮影をしたい人や、撮影を悩んでいる人はお気軽にご相談ください。