フォトウェディング(フォト婚)が、かつてない注目を集めていることをご存じでしょうか。
新型コロナウイルスの影響もあり、これまで当たり前のように開催されていたリアル「結婚式」の開催が2020年はままならない状況にありました。多くの人が集まり三密を作ってしまう「結婚式」が敬遠される傾向にあったためです。
結婚式の中止や延期が相次ぐ中、これまで以上に注目されるようになったのが「フォトウェディング(フォト婚)」です。
今回は話題の「フォトウェディング(フォト婚)」の魅力を、人気の撮影シーンと織り交ぜならがご紹介していきます。
目次
1. 「フォトウェディング(フォト婚)」とは
「フォトウェディング(フォト婚)」とは、写真撮影をベースとして考えるウェディングのカタチです。
結婚式は実施せず、あくまで写真撮影をメインとして考えるウェディングとなります。
結婚式を行う前提での写真撮影として「前撮り」「後撮り」といった撮影のスタイルもありますが、概念的には別物となります。
「フォトウェディング(フォト婚)」は、結婚式自体は行わず、その代わり一生に一度の記念となるような素晴らしい写真を撮りたい!という新郎新婦のニーズをつかんだウェディングのカタチなのです。
結婚式を行わず、写真撮影のみを行う「フォトウェディング(フォト婚)」ですが、どうしてここまで注目されるようになったのでしょうか。
2. 「フォトウェディング(フォト婚)」が注目される理由
もともと以前から、結婚式は挙げなくても結婚写真だけはしっかり残したい!という「フォトウェディング(フォト婚)」のニーズはありました。
では、とりわけ今「フォトウェディング(フォト婚)」の人気が高まってきている理由はどこにあるのでしょうか。早速、そのメリットとも言える「理由」について詳しくみていきたいと思います。
①フォトウェディング(フォト婚)は「三密」を作らない
「フォトウェディング(フォト婚)」は、基本的に新郎・新婦のお二人とカメラマンの少人数で撮影を行います。
もちろんヘアメイクなどのスタッフもおりますが、必要最低限の人数で撮影を行うことができます。
大勢のゲストを呼ぶ必要はありませんので、三密などは発生せず、ソーシャルディスタンスを十分に配慮した上で撮影を行うことが可能です。
このコロナ禍の中、周囲を心配することなく行える「ウエディングの最良の形式」と言えるでしょう。
②費用も安く、手軽に行える
「フォトウェディング(フォト婚)」を選んだ方が圧倒的なメリットしてあげるのが「料金の安さ」です。
通常の結婚式では数百万~かかることが当たり前ですが、フォトウェディングでは数万~数十万と1桁・2桁も違う費用で行うことができます。
ゲストを大勢呼ぶような結婚式を行う予算はないけれど、自分達だけの結婚式を挙げたい!その記念として「結婚写真」を残したい!、というお二人にはピッタリのサービスであると言えるでしょう。
③あらゆるニーズに対応しやすい
「フォトウェディング(フォト婚)」には、「あらゆるニーズに対応しやすい」というメリットもあります。
例えば「妊娠しているので、終日の結婚式は辛い」「再婚なので、大げさにしたくない」「子供が産まれた記念で、パパママ婚でやりたい!」など、様々なケースにも対応が可能です。
日程変更なども調節しやすく、撮影当日もリラックスした雰囲気の中、自分達のペースで行うことができます。
お二人がフレキシブルに動けるという意味でも、気軽に行える良さがあります。
このように「フォトウェディング(フォト婚)」のメリットは大きく、多くの新郎新婦の皆様に支持されるウェディングのカタチであることに納得いただけるのではないでしょうか。
3. 「フォトウェディング(フォト婚)」のプラン&価格帯
「フォトウェディング(フォト婚)」には「フォトウェディング(フォト婚)」ならではのメリットがあることが、これまでの説明からもおわかりいただけたかと思います。
では、「フォトウェディング(フォト婚)」のプラン内容や価格帯はどのようになっているのでしょうか。よくある一般的なスタジオ撮影プランを用いて、詳しくみていきたいと思います。
①洋装プラン:5~15万円前後
「洋装プラン」とは、一般的にウェディングドレス&タキシードなどの洋装で行う撮影プランです。一着が基本ですが、複数着るケースもあります。
スタジオによっては「和装プラン」より安めに設定されているところが多く、価格帯も平均的に5万円~15万円程度となります。
純白のウェディングドレスはもちろん、華やかなカラードレスなど様々な試着に挑戦できるのも魅力です。
②和装プラン:15万円前後
「和装プラン」とは、「白無垢」「色打掛」「羽織袴」などの和装を着て行う撮影プランです。古から伝わる伝統の技法・柄の着物など、日本の文化を感じることができる日本独自の正装となるため、人気が高いです。
価格帯は「洋装プラン」に比べると少し高めとなり、15万円前後が多いです。
「和装」は年配の方や親世代にも馴染みが深く、親族受けがいいというメリットもあるため根強い人気があります。
③洋装・和装プラン:25万円前後
「洋装」「和装」どちらか選べない!というお二人のため、両方を取り入れたプランも存在します。「洋装」「和装」それぞれの良さを堪能できる充実した内容となっています。
費用も25万円程度の価格帯が多く、両方別々で撮影するよりお手頃です。
ウェディングドレスも着たいけれど、和装も一度は挑戦したい!という花嫁様には、後悔のない選択になると言えるでしょう。
4. 「フォトウェディング(フォト婚)」の撮影種類と人気の撮影シーン
ますます、ニーズの高まりを見せる「フォトウェディング(フォト婚)」。撮影は「ロケーション撮影」「スタジオ撮影」の2種類から選択する形になります。
撮影種類
①ロケーション撮影
「ロケーション撮影」は、主に野外に出て行うフォト撮影です。
二人の思い出の地はもちろん、公共の場所・有名な公園など、撮影許可さえ下りれば比較的どこででも撮影が行えます。
一方で天候に大きく左右されやすい、というデメリットもあります。
②スタジオ撮影
「スタジオ撮影」は、スタジオなど室内で行うフォト撮影です。
天候に左右されず、自分達のペースで完全に行うことができる、というメリットがあります。
一方で撮影はスタジオ内に限られるため、ロケーション撮影に比べて撮影背景のパターンが少なくなりがちというデメリットもあります。
「ロケーション撮影」「スタジオ撮影」はそれぞれにメリット・デメリットがありますので、最終的にはお二人のニーズによりマッチする方を選択されるとよいでしょう。
スタジオ撮影における人気撮影シーン3選
以降では「スタジオ撮影」にスポットを当てて、「スタジオ撮影における人気撮影シーン」を詳しくご紹介していきます。
①教会での撮影
やはり根強いのはチャペルでの撮影シーンです。結婚式を挙げられなくても、まるでその空間で結婚式を挙げたような雰囲気で撮れる教会での撮影シーンは、一生の記念となります。
また、実際の挙式では撮れないようなバージンロードでのバックシーンや指輪交換の手元のシーンのアップなど、特別な一枚を残せる点も「ウェディングフォト(フォト婚)」ならではです。
②洋館・邸宅での撮影
洋館・邸宅での撮影は、クラシカルかつエレガントな雰囲気を伝えることが可能です。
明治・大正時代を彷彿とさせるレトロな洋館・邸宅で撮影される写真は、上質で高級感のある雰囲気に仕上がります。
③色鮮やかな花々に囲まれた空間での撮影
白やピンクなどの花々に囲まれた撮影シーン。
色鮮やかな花々と白いウェディングドレス姿のコントラストに加えて、可愛らしい雰囲気が印象に残る一枚です。
5. まとめ
ここまで「話題のフォトウェディング(フォト婚)魅力と人気撮影シーン」をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
メリットが盛り沢山の「フォトウェディング(フォト婚)」は、コロナ禍を超えた後にもしっかりと残っていく、ウェディングのカタチと言えるでしょう。
「結婚写真」はお二人の記念として「永遠に語り継がれる記録」となります。
スタジオルミナスでは、「日本最大級の邸宅フォトスタジオ」や「洗練を極めたラグジュアリースタジオ撮影スタジオ」でお二人の華やかな姿を「写真」に残すお手伝いをしております。
「フォトウェディング(フォト婚)」に関する質問などございましたら、お気軽にご相談ください。